最終回まで残り・・
こんばんは、大須賀です。
連載開始からビビッと響くものがあり
気付けば早８年。
私が「ヤンマガを読み続ける理由」となってきた
新宿スワンが残り５回で最終回を迎えるそうです。
新宿スワン …
2000年初頭の東京都新宿区歌舞伎町を主な舞台とし
主人公である新人スカウトマン
白鳥龍彦の成長と歌舞伎町裏社会を描いた作品。
ご存知かどうかはアレですが
私、大須賀も
東京生まれＨＩＰＨＯＰ育ちならぬ
千葉県生まれＫＹＡＢＡＫＵＲＡ育ちみたいなもんです。
なので、こーゆう水商売や風俗産業の
裏側が舞台になってる作品はドストライクで
新宿スワンが終わったら、ヤンマガからも卒業しよう
なんて思ってたんですね。
だが時は経ち
新宿スワン一筋だったヤンマガにも
・砂の栄冠
・サイコメトラー
・なにわ友あれ
などなど、新宿スワンに続く
「読み続ける理由」が台頭してしまい
ヤンマガから卒業する日は、まだ遠い未来の話に。
こんな感じに、週間連載の雑誌って
その世代の読者に響くコンテンツを
絶えず切らさず配置してくるんですよ。
週刊マンガの王道オブ王道とも言える少年ジャンプ。
我々３０代にとっては、ほぼ例外なく
「ドラゴンボール世代」でしょう。
中には、男塾世代とかターちゃん世代、
花の慶次、マサルさん世代を自負する人もいるでしょうが
とりあえずこの世代の金字塔は
ドラゴンボールで間違いないと思います。
もちろん、だからといって全読者に
ドラゴンボールが響く訳でもなく
アンチドラゴンボール派に向けた対抗コンテンツとして
・聖闘士星矢
・ジョジョ
・ろくでなしBLUES
・スラムダンク
などといった、ドラゴンボールとは
世界観も作風もタッチも違うマンガを掲載し
少年ジャンプは漫画界のトップに立ちました。
しかし、孫悟空がいくら
「オラもっと戦いてぇ！」
と口走った所で、作者さんが戦い続けられない日が来ます。
孫悟空の卒業＝ジャンプからの卒業
を経験した読者は数知れず。
（私もその１人です）
ドラゴンボールの終演に伴い
一度は停滞を見せかけたジャンプ連載陣ですが
更なる境地へ登り詰めるべく
メガコンテンツを投入してきました。
それが
こちら葛飾区亀有公園前派出所
（こち亀）
ではありません。
日本中の老若男女がご存知
ONE PIECE
となる訳です。
もちろん、全ての読者に
ONE PIECEが刺さるとも限りませんので
（中にはパッとしないストーリーもあるし）
ONE PIECEへの対抗コンテンツとして
・HUNTER×HUNTER
・ＮＡＲＵＴＯ
・BLEACH
・銀魂
といった最強布陣を敷く事によって
ドラゴンボールから３０年が過ぎた今も
少年ジャンプは変わらぬ不動の地位を得ている訳です。
で、この経緯から何を伝えたいのかと言うと
変わる事こそが変わらない事なんだ
ってことです。
不変の人気、不変のノウハウ
なんて言われる事はありますけど
本当の不変って、変わる事・変化を拒まない事なんですね。
もしあのまま、孫悟空が戦い続けていれば
まともな対戦相手もなく
ベジータとの修行を繰り返すのみだったでしょう。
（ベジータは拒むかも知れないけど）
週に一回の楽しみ、ドラゴンボールが
悟空とベジータがひたすら組み手してるマンがとか
楽しい訳無いですよね。
ならばと、不動の人気を誇るドラゴンボールを終え
次なるメガヒットコンテンツを作る為に
変化を受け入れた少年ジャンプだからこそ
今も変わらぬ支持を集められるんです。
そもそも人は、変わる事に恐怖心を持つので
変化を受け入れるのは簡単じゃありません。
でも、変化を拒み現状を続けても
その先には衰退しか無いんですね。
そんな訳で本メルマガも
新宿スワン同様に間もなく
最終回を迎え、大きく変化します。
（今日から読み出した読者さんには驚愕の事件ですよね）
次の準備に少々手こずっていますが
新メルマガの告知は改めて行いますので
今、暫くお待ち頂ければと思います。
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